ルーヴル美術館に「収蔵」される映画とは……
ボランティアスタッフとして参加している第10回東京フィルメックス。
開会式に引き続き上映されたオープニング作品『ヴィザージュ』の
ツァイ・ミンリャン監督を迎えて行われたQ&A取材に行ってきました。

もちろん映画もチェックです!
この作品、とにかく凄い。
何が凄いのかというと、まず、
ルーヴル美術館から「収蔵作品にしたいので
1本撮ってもらえないか」というオファーを受け、
製作されたという映画だということ。
映画を「収蔵品」にするなんて前例はナシ。
ロケの約7割はルーヴルの内外で行われたそうですが、
もちろん使用料はゼロとのこと。
来年の5月から1年間、
ルーヴル館内にあるシアターで上映されるそうです。
そんな“ルーヴル美術館お墨付き”の映画の中身はというと……。
フランスで映画を撮ることになった台湾人監督を中心に
展開していく内容なのですが、正直、説明は不可能です。
監督が上映前に言っていました。「ちょっと難解です。
なので途中で席を立たないでくださいね」と。
おいおい、自分で言うなよ!と軽くつっこみつつ、
いざ映画が始まると、この作品は
ストーリーを追うのではなく(というか、追えない)、
イメージを掴むもの(というか、そうするしかない)なんだと
よーく、よ〜〜く、わかりました。
何度も見て考える。
噛めば噛むほどに味がある。
いわばスルメ映画ですね。
(ルーヴル美術館とはえらくかけ離れた結びになってしまった)
とはいえ、現状、我々には何度も見られる機会が
そう残されていないのです。
東京フィルメックスでは、
24日(火)の正午から第2回の上映を行いますが、
それを逃すとあとは来年パリへ飛ぶのみ!?
まだ日本での配給が決まっていないのです。
中国語専攻だったぱんだは台湾のツァイ監督の作品は
ほぼ見てチェックしているのですが、
確かに難解で変態チック(これ、褒め言葉ですから)。
『ヴィザージュ』もこれまで以上に摩訶不思議な仕上がりなので
日本の観客の反応やいかに?というところではありますが、
もの凄く贅沢な映画であることは確かです。
出演陣にはジャン=ピエール・レオやジャンヌ・モローといった
フランスの大物俳優が顔をそろえ、
ぱんだご贔屓のマチュー・アマルリックがツァイ監督作品の
常連俳優リー・カンションと「えぇっ!」な絡みを披露したり……。
嗚呼、これ以上は書けませんっ。
ぜひ、日本でも公開される日が来ることを望みます。
ツァイ監督Q&Aの様子は一両日中にも
東京フィルメックスHPにアップされる予定ですので、
ぜひご覧になってください。⇒http://www.filmex.net/2009
開会式に引き続き上映されたオープニング作品『ヴィザージュ』の
ツァイ・ミンリャン監督を迎えて行われたQ&A取材に行ってきました。

もちろん映画もチェックです!
この作品、とにかく凄い。
何が凄いのかというと、まず、
ルーヴル美術館から「収蔵作品にしたいので
1本撮ってもらえないか」というオファーを受け、
製作されたという映画だということ。
映画を「収蔵品」にするなんて前例はナシ。
ロケの約7割はルーヴルの内外で行われたそうですが、
もちろん使用料はゼロとのこと。
来年の5月から1年間、
ルーヴル館内にあるシアターで上映されるそうです。
そんな“ルーヴル美術館お墨付き”の映画の中身はというと……。
フランスで映画を撮ることになった台湾人監督を中心に
展開していく内容なのですが、正直、説明は不可能です。
監督が上映前に言っていました。「ちょっと難解です。
なので途中で席を立たないでくださいね」と。
おいおい、自分で言うなよ!と軽くつっこみつつ、
いざ映画が始まると、この作品は
ストーリーを追うのではなく(というか、追えない)、
イメージを掴むもの(というか、そうするしかない)なんだと
よーく、よ〜〜く、わかりました。
何度も見て考える。
噛めば噛むほどに味がある。
いわばスルメ映画ですね。
(ルーヴル美術館とはえらくかけ離れた結びになってしまった)
とはいえ、現状、我々には何度も見られる機会が
そう残されていないのです。
東京フィルメックスでは、
24日(火)の正午から第2回の上映を行いますが、
それを逃すとあとは来年パリへ飛ぶのみ!?
まだ日本での配給が決まっていないのです。
中国語専攻だったぱんだは台湾のツァイ監督の作品は
ほぼ見てチェックしているのですが、
確かに難解で変態チック(これ、褒め言葉ですから)。
『ヴィザージュ』もこれまで以上に摩訶不思議な仕上がりなので
日本の観客の反応やいかに?というところではありますが、
もの凄く贅沢な映画であることは確かです。
出演陣にはジャン=ピエール・レオやジャンヌ・モローといった
フランスの大物俳優が顔をそろえ、
ぱんだご贔屓のマチュー・アマルリックがツァイ監督作品の
常連俳優リー・カンションと「えぇっ!」な絡みを披露したり……。
嗚呼、これ以上は書けませんっ。
ぜひ、日本でも公開される日が来ることを望みます。
ツァイ監督Q&Aの様子は一両日中にも
東京フィルメックスHPにアップされる予定ですので、
ぜひご覧になってください。⇒http://www.filmex.net/2009
腹が減っては映画は観れぬ。
ということで、
フィルメックスの
上映のあいまに腹ごしらえできる
スポットをご紹介したいと思います。
しかし、そこはギンザ。
ドトールでさえ、
ランクをあげ、
値段もあげている店舗がある場所。
とはいえ、もちろん
なんでもかんでも高いわけではなく、
ちゃんと庶民にやさしいお店もございます。
まずはフィルメックスのメイン会場、
有楽町朝日ホールから、
エレベーターで、すとーんと
地下1階までいくと、
ドリンクも食べ物も手頃な価格の、
Frags Cafeがあります。
時間のないときにも、
ぱっとテイクアウトできる
油ひかえめの「焼きドーナツ」が
うれしい。おいしい。
宣伝みたいですが。
昨日食べたら、おいしかったので。
また、「ニッポン★モダン1930〜」特集を
上映中の東劇のふもとには、
ナチュラルローソンあり。
ここの店舗には、20人くらいは
よゆうで座れそうな
イートインスペースがあります。
野菜不足の人は、
山盛りのサラダなど食べるもよし。
その近くには、
岩手県のアンテナショップがあり、
ちょっと時間によゆうのあるときは、
岩手の物産をみたり
食べたりするのも楽しい。
(だんごや焼きもちなども売っている)
・・・なんか、庶民的すぎる?
そういわずに(笑)
ほかにも、こんないいとこあるよ〜
という場所をご存知でしたら、
ぜひ、教えてくださいー
フィルメックスの
上映のあいまに腹ごしらえできる
スポットをご紹介したいと思います。
しかし、そこはギンザ。
ドトールでさえ、
ランクをあげ、
値段もあげている店舗がある場所。
とはいえ、もちろん
なんでもかんでも高いわけではなく、
ちゃんと庶民にやさしいお店もございます。
まずはフィルメックスのメイン会場、
有楽町朝日ホールから、
エレベーターで、すとーんと
地下1階までいくと、
ドリンクも食べ物も手頃な価格の、
Frags Cafeがあります。
時間のないときにも、
ぱっとテイクアウトできる
油ひかえめの「焼きドーナツ」が
うれしい。おいしい。
宣伝みたいですが。
昨日食べたら、おいしかったので。
また、「ニッポン★モダン1930〜」特集を
上映中の東劇のふもとには、
ナチュラルローソンあり。
ここの店舗には、20人くらいは
よゆうで座れそうな
イートインスペースがあります。
野菜不足の人は、
山盛りのサラダなど食べるもよし。
その近くには、
岩手県のアンテナショップがあり、
ちょっと時間によゆうのあるときは、
岩手の物産をみたり
食べたりするのも楽しい。
(だんごや焼きもちなども売っている)
・・・なんか、庶民的すぎる?
そういわずに(笑)
ほかにも、こんないいとこあるよ〜
という場所をご存知でしたら、
ぜひ、教えてくださいー
メルヴィル&田中絹代&マレーシア
お小姓のフィルメックス2日目は
メルヴィル、
田中絹代、
マレーシアのブラックコメディ、
の3本立てでした。
こんな組み合わせで
映画を観る一日なんて、
フィルメックスならでは、なのでは!
まずはメルヴィル監督の『ギャング』。
いくら昼下がりの上映とはいえ、
ふっと意識不明になる時がありました。
なんと罰当たりな・・・
この場をかりて懺悔いたします。
さらに白状しますと、
フィルメックスで特集されるまで、
ジャン・ポール・メルヴィル監督のお名前、
存じませんでした。
ほぼ満席の会場をみわたすと、
私のように意識不明になっている人は、
ひとり、ふたりみかけるくらい。
みなさん見入っています。
ぐっとくるものはあるものの、
どこがどういいのか、
というのがわからない。
勝手に「仲間はずれ感」を抱きながら、
上映後、トークイベントをのぞきにいきました。
題して「メルヴィル映画の魅力」。
ゲストのフランス文学者
野崎 歓氏のお話を聞いて、
もっとこの監督の作品観たいな、
観なければ!と思いました。
詳しくはデイリーニュースを参照!
と書こうと思ったのですが、
まだアップされていないようです;
ちなみに、近年、香港映画に関する本も
出されている野崎氏いわく、
香港のアクション映画には、
メルヴィルの影響が色濃く出ているのだそう。
「香港映画に、メルヴィルの残党(残像?)を
探してるのかもしれないな〜」
というようなことをおっしゃってました。
そんなにも人を魅了する
メルヴィル監督作品は、
フィルメックス後も、引き続き
東京日仏学院にて、特集上映が行われるそうです。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9256
こんなふうに上映のあいまに
トークイベントも行われているので、
勉強不足のお小姓も、
より映画を楽しむことができる。
それが映画祭のよいところのひとつですねー。
時間の許す人は、ぜひのぞいてみてください。
次に、東劇に移動して、
『隣の八重ちゃん』。
改めて思ったのは、
「昭和の映画」に出てくる少年少女って、
「大人っぽい」ということ。
少女も、「婦人」という言葉が似合う
貫禄が感じられる。
少年少女に限らず、大人にもやはり「貫禄」がある。
この貫禄、どこにいってしまったんだろう〜
最後に、マレーシア映画『セルアウト!』。
マレーシアとの合作を企画している
プロデューサーの方のおすすめで、
とにかく観てみたら、
まさかのコメディ(かなりブラック)、
まさかのミュージカル。
笑えるだけでなく、
いろんな意味ですかっとしました。
いま勢いづいてきているという
マレーシア映画、
日本では、まだなかなかお目にかかれませんが、
今日15:20にも上映があるので、
もし観られるなら、
ぜひともかけつけて観てください!
これは貴重ですぞ〜
メルヴィル、
田中絹代、
マレーシアのブラックコメディ、
の3本立てでした。
こんな組み合わせで
映画を観る一日なんて、
フィルメックスならでは、なのでは!
まずはメルヴィル監督の『ギャング』。
いくら昼下がりの上映とはいえ、
ふっと意識不明になる時がありました。
なんと罰当たりな・・・
この場をかりて懺悔いたします。
さらに白状しますと、
フィルメックスで特集されるまで、
ジャン・ポール・メルヴィル監督のお名前、
存じませんでした。
ほぼ満席の会場をみわたすと、
私のように意識不明になっている人は、
ひとり、ふたりみかけるくらい。
みなさん見入っています。
ぐっとくるものはあるものの、
どこがどういいのか、
というのがわからない。
勝手に「仲間はずれ感」を抱きながら、
上映後、トークイベントをのぞきにいきました。
題して「メルヴィル映画の魅力」。
ゲストのフランス文学者
野崎 歓氏のお話を聞いて、
もっとこの監督の作品観たいな、
観なければ!と思いました。
詳しくはデイリーニュースを参照!
と書こうと思ったのですが、
まだアップされていないようです;
ちなみに、近年、香港映画に関する本も
出されている野崎氏いわく、
香港のアクション映画には、
メルヴィルの影響が色濃く出ているのだそう。
「香港映画に、メルヴィルの残党(残像?)を
探してるのかもしれないな〜」
というようなことをおっしゃってました。
そんなにも人を魅了する
メルヴィル監督作品は、
フィルメックス後も、引き続き
東京日仏学院にて、特集上映が行われるそうです。
http://www.institut.jp/ja/evenements/9256
こんなふうに上映のあいまに
トークイベントも行われているので、
勉強不足のお小姓も、
より映画を楽しむことができる。
それが映画祭のよいところのひとつですねー。
時間の許す人は、ぜひのぞいてみてください。
次に、東劇に移動して、
『隣の八重ちゃん』。
改めて思ったのは、
「昭和の映画」に出てくる少年少女って、
「大人っぽい」ということ。
少女も、「婦人」という言葉が似合う
貫禄が感じられる。
少年少女に限らず、大人にもやはり「貫禄」がある。
この貫禄、どこにいってしまったんだろう〜
最後に、マレーシア映画『セルアウト!』。
マレーシアとの合作を企画している
プロデューサーの方のおすすめで、
とにかく観てみたら、
まさかのコメディ(かなりブラック)、
まさかのミュージカル。
笑えるだけでなく、
いろんな意味ですかっとしました。
いま勢いづいてきているという
マレーシア映画、
日本では、まだなかなかお目にかかれませんが、
今日15:20にも上映があるので、
もし観られるなら、
ぜひともかけつけて観てください!
これは貴重ですぞ〜
私もフィルメックス
私もフィルメックスに行ってきました。私が行ってきたのは開会式とツァイ・ミンリャン監督の「ヴィザージュ」。
林ディレクターの「皆様、10周年です!」という嬉しさと力強さに満ちた言葉で口火を切られた開幕宣言。崔洋一審査委員長の「新しい映画に向き合うことは新しい世界と出会うこと」という言葉も印象的でした。そして、その後すぐ、「新しい世界と出会う」というその言葉をすぐに実感することになるとは。

ヴィザージュは、09年のカンヌ映画祭のコンペティションで上映された作品。フランスで「サロメ」をモチーフにした映画を撮る監督を巡る物語。「サロメ」での王を演じるために撮影に参加するのがジャン・ピエール・レオー、映画の製作責任者がファニー・アルダン。途中、トリュフォーの名前が登場し、トリュフォーと縁が深いジャンヌ・モロー、ナタリー・バイがその名のまま出てきたので、あぁ、これはツァイ・ミンリャン監督版「アメリカの夜」なのかしら、と思うも、そこから続く様々なイメージに幻惑されてしまいました。もはや考えるというより感じる作品。
ストーリーを追ってその論理性に意見をしたくなる、なんて楽しみ方はこの映画には全く関係がない模様。上映後のQ&Aでも「あのシーンはどういった意味ですか?」といった質問が出ていましたが、監督は禅問答のように煙に巻いた返答をしていました。
この作品、ルーブル美術館からのオファーで撮影されたそうで、この後、美術品としてルーブルに収蔵されるそうです。(映画作品としては初めてとか)それも納得の幻想的な美しさでした。映画はストーリーである、というのも真実だと思いますが、映画はイメージである、というのもまた真実なのだなと・・・見終わって1日経っても、この映画の数々のイメージから受けた胸騒ぎが体の中に残って消えないのです。ずっとドキドキしているのです。
さすがフィルメックス、さすがツァイ・ミンリャン。何て素晴らしいオープニングだったのかと思います。明日24日の12時にももう一度上映されます。09年残りわずか、胸騒ぎを覚えたい人は是非!
林ディレクターの「皆様、10周年です!」という嬉しさと力強さに満ちた言葉で口火を切られた開幕宣言。崔洋一審査委員長の「新しい映画に向き合うことは新しい世界と出会うこと」という言葉も印象的でした。そして、その後すぐ、「新しい世界と出会う」というその言葉をすぐに実感することになるとは。

ヴィザージュは、09年のカンヌ映画祭のコンペティションで上映された作品。フランスで「サロメ」をモチーフにした映画を撮る監督を巡る物語。「サロメ」での王を演じるために撮影に参加するのがジャン・ピエール・レオー、映画の製作責任者がファニー・アルダン。途中、トリュフォーの名前が登場し、トリュフォーと縁が深いジャンヌ・モロー、ナタリー・バイがその名のまま出てきたので、あぁ、これはツァイ・ミンリャン監督版「アメリカの夜」なのかしら、と思うも、そこから続く様々なイメージに幻惑されてしまいました。もはや考えるというより感じる作品。
ストーリーを追ってその論理性に意見をしたくなる、なんて楽しみ方はこの映画には全く関係がない模様。上映後のQ&Aでも「あのシーンはどういった意味ですか?」といった質問が出ていましたが、監督は禅問答のように煙に巻いた返答をしていました。
この作品、ルーブル美術館からのオファーで撮影されたそうで、この後、美術品としてルーブルに収蔵されるそうです。(映画作品としては初めてとか)それも納得の幻想的な美しさでした。映画はストーリーである、というのも真実だと思いますが、映画はイメージである、というのもまた真実なのだなと・・・見終わって1日経っても、この映画の数々のイメージから受けた胸騒ぎが体の中に残って消えないのです。ずっとドキドキしているのです。
さすがフィルメックス、さすがツァイ・ミンリャン。何て素晴らしいオープニングだったのかと思います。明日24日の12時にももう一度上映されます。09年残りわずか、胸騒ぎを覚えたい人は是非!
遠くのなんとかより近くのなんとか。
まつかわさんに続き、
東京フィルメックス話。
お小姓は、特別招待作品の
『エクスプローディング・ガール』を
観てきました。
主人公は大学生の女の子。
春休みに、帰省して
恋人と離れているあいだの心の揺れが
静かに描かれている作品です。
恋人に電話しても、
いつも留守電、
つながったとしても、
いま両親といるからあまり話せないんだ、
などと、そっけない。
青春映画らしく、
あー、やっぱり、こうくるか、
こうくるか、という、
予想を裏切らない
ストーリー展開ではありながら、
プラトニックだけど、官能的でもある
最後のシーンがすごく、好きでした。
東京フィルメックスの上映作品のなかでは、
かなりとっつきやすい作品かもしれない!
東京フィルメックスに行ったことがない、
とくに学生の方におすすめしておきます。
『エクスプローディング・ガール』は、
11/27(金)13:20にも上映あり。
ちなみに、半分くらいは携帯電話のシーン、
といっても過言ではないです。
離れている恋人とだけではなく、
女の子の実家に居候することになった
幼なじみの男の子とも
しょっちゅう電話してるんですね。
もし、50年前のひとが、
この映画を観たとしたら、
たびたび登場する手のひらサイズの携帯電話や、
マナーモードのブー、ブーという音に
びっくりするでしょうな〜
東京フィルメックス話。
お小姓は、特別招待作品の
『エクスプローディング・ガール』を
観てきました。
主人公は大学生の女の子。
春休みに、帰省して
恋人と離れているあいだの心の揺れが
静かに描かれている作品です。
恋人に電話しても、
いつも留守電、
つながったとしても、
いま両親といるからあまり話せないんだ、
などと、そっけない。
青春映画らしく、
あー、やっぱり、こうくるか、
こうくるか、という、
予想を裏切らない
ストーリー展開ではありながら、
プラトニックだけど、官能的でもある
最後のシーンがすごく、好きでした。
東京フィルメックスの上映作品のなかでは、
かなりとっつきやすい作品かもしれない!
東京フィルメックスに行ったことがない、
とくに学生の方におすすめしておきます。
『エクスプローディング・ガール』は、
11/27(金)13:20にも上映あり。
ちなみに、半分くらいは携帯電話のシーン、
といっても過言ではないです。
離れている恋人とだけではなく、
女の子の実家に居候することになった
幼なじみの男の子とも
しょっちゅう電話してるんですね。
もし、50年前のひとが、
この映画を観たとしたら、
たびたび登場する手のひらサイズの携帯電話や、
マナーモードのブー、ブーという音に
びっくりするでしょうな〜
わたしの青空と田中絹代と初トーキー
フィルメックスの企画で「田中絹代生誕100年」上映を東劇でやってます。
今日が初日。佐藤忠男さんのトークと「マダムと女房」の上映がありました。
「マダムと女房」は松竹の初トーキー作品。
売り出し中の劇作家とその女房のお話。
なかなか仕事をしようとしない夫にいらつく女房。
仕事をしようとすると何かと邪魔が入る、と思う夫。
うらの家でジャズ演奏が始まり、文句を言いに行った夫はそこのマダムと意気投合。
女房はおもしろくない……
松竹らしい「小市民」映画です。
ほのぼのとした人間関係、おおらかなユーモア。
ラストシーンは家の近所を散歩する家族が「私の青空」を歌いながら遠ざかっていきます。
大正モダン。明るくて、しあわせで、未来は今よりも良くなると信じられていた時代。
それを映画は[今}として描いています。
私の父方の祖父母は(母方の祖父も、ですが)教員でした。当時のインテリ、かな。大正モダンの時代に若き日々を謳歌した人たちです。ちょうどこの映画の夫婦のように。
父が監督した吉野作造のドキュメンタリーは、この祖父母へのオマージュにもなっていてテーマソングとしてマイ・ブルー・ヘブンが使われています。明治と昭和という血なまぐさい曇天の時代の合間に、ぽっかりと能天気にひろがった青空のような大正時代、大正モダンが日本という"私の青空"だったと描いていました。
「マダムと女房」は初トーキーです。はやりの活劇ではなく、波瀾万丈の物語でもないこの作品が初のトーキーに選ばれたというのは、セリフで面白がらせる、物語るものだったからでしょうか。活劇ならアクションで語れますけれど、この作品はセリフがなくては語れない、から、かな。
なんて。
いろいろと考えてしまいました。
今日が初日。佐藤忠男さんのトークと「マダムと女房」の上映がありました。
「マダムと女房」は松竹の初トーキー作品。
売り出し中の劇作家とその女房のお話。
なかなか仕事をしようとしない夫にいらつく女房。
仕事をしようとすると何かと邪魔が入る、と思う夫。
うらの家でジャズ演奏が始まり、文句を言いに行った夫はそこのマダムと意気投合。
女房はおもしろくない……
松竹らしい「小市民」映画です。
ほのぼのとした人間関係、おおらかなユーモア。
ラストシーンは家の近所を散歩する家族が「私の青空」を歌いながら遠ざかっていきます。
大正モダン。明るくて、しあわせで、未来は今よりも良くなると信じられていた時代。
それを映画は[今}として描いています。
私の父方の祖父母は(母方の祖父も、ですが)教員でした。当時のインテリ、かな。大正モダンの時代に若き日々を謳歌した人たちです。ちょうどこの映画の夫婦のように。
父が監督した吉野作造のドキュメンタリーは、この祖父母へのオマージュにもなっていてテーマソングとしてマイ・ブルー・ヘブンが使われています。明治と昭和という血なまぐさい曇天の時代の合間に、ぽっかりと能天気にひろがった青空のような大正時代、大正モダンが日本という"私の青空"だったと描いていました。
「マダムと女房」は初トーキーです。はやりの活劇ではなく、波瀾万丈の物語でもないこの作品が初のトーキーに選ばれたというのは、セリフで面白がらせる、物語るものだったからでしょうか。活劇ならアクションで語れますけれど、この作品はセリフがなくては語れない、から、かな。
なんて。
いろいろと考えてしまいました。
ヒロミチ・ナカノのコレクション、ファッション・ショーは「マイ・ボニー」からスタートで、超元気。
11月に入ってすぐ、中野裕道さんの2010春夏コレクションの
ファッション・ショーにご招待いただきました。
毎回お招きいただくのですが、なかなか時間にお伺い出来ず、
今回は少し早めに受付を済ませ、久々に楽しめそうと、
ワクワク気分でした。
会場いっぱいに何やらラジオからの放送らしき音が流れている。
演出の一環です。FENの音だ。そう、FM放送何かない頃、
一生懸命聴いた。洋楽はこの放送なくしては知りえなかったんです。
外車を飛ばし、第三京浜を横浜に向かいその時の音はFEN聴きながら、が通。
みんな、そうしました、真似ました。
ショーが始まる前から、そんな時代の気分をノスタルジックに生かし、
どんなショーが始まるのやら期待も膨らみ・・・。
と、見ると、お隣の席には、テレ東の伊藤成人さん。
「お久しぶりです」
で、中野さんのショーが同窓会的場にもなってしまう。
日仏合作での巴里映画が共同製作をした「サム・サフィ」の出資社の一社が、
テレ東であったのだが、いろいろそれにまつわる話で、
中野さんにはお世話になっているのです。

まず、この作品の衣装デザインを、日本側から中野さんにお願いしたのは巴里映画です。
テレ東、12チャンネルの番組で出来る限りの
プロモーションをお願いということになり、
当時は、まだ人気がそれほどでもなかったスマップの番組などもあり、
彼らに作品を観てもらったり。
「面白かったっす」
のひとことだったのと、本当に現在までに大物になるとは思えなく、
いろいろお願いをすることはなかったのでした。
そんな中、一番人気は「浅草橋ヤング」といって、まだテリーと名乗りを上げる前の、
伊藤輝夫氏が企画制作したこの番組に、中野さんが何らか出演すれば、「サム・サフィ」
を応援するような企画をやってくれることになった。
人身御供として中野さんはテリーのいうがままになり、
なんと、全身金粉を塗られての出演。これが評判となり、なんと毎回レギュラーでの出演となり・・・。
そんなこんなで、
中野さんとの御縁も、「サム・サフィ」あったればこそ。
と、局プロデューサーの伊藤さんは、ショーの前に、
懐かしそうにおっしゃるのでした。
ことほどこのように、映画が作るネットワークは無限大。
テリーは忙しすぎて、このショーでは見受けられなくなったが、
何度か、モデルを引き受けて出演したこともあった、そんな中野さんのショー、
今回は、60年代の東京をテーマに、自身が東京に魅せられ、
東京に惹かれて、今に至る、そんな思いを、
そう、ビートルズの「マイ・ボニ―」に託し、
ショーがスタート。
最初のモデルは、グループサウンズルックを意識したいでたち。
おお、楽しいー。
こんな風に、中野さんも元気だし、このころを現役としてよく知っている私たち、
ファッション、音楽、その頃の東京、何でも知っていて、
一から生み出してきたのだった。
そう思うと元気が湧いてくる。ショーを楽しみながら若返っていく感じ。
でも、今回のスローガンは、
「オシャレな東京はもう存在していない」
というシニカルなものというのも気に入りました。
そう、そのころを知っているのは私たちだけなのだ、と思うだけで、
優越感でいっぱいに。
「伊藤さん、また一花咲かせましょうね、映画作りましょうね」
と、ノリノリで約束してしまったのでした。
その時は、やっぱり中野さんに一枚かんでもらわねば。
“ヤング”な人たちが、知らないことを体験している大人の価値を、
再認識でき、自身が湧いてきたひと時。
中野さんにも、もうひと暴れしていただきましょう。
お元気そうと、うかがうと、
「ダイエットして、引き締まり、お肌もピンとして若返ってますねー」
と、ずっとプレスとして頑張っている吉田さんが教えてくれました。
ありがとうの、ファッション・ショーでした。
ファッション・ショーにご招待いただきました。
毎回お招きいただくのですが、なかなか時間にお伺い出来ず、
今回は少し早めに受付を済ませ、久々に楽しめそうと、
ワクワク気分でした。
会場いっぱいに何やらラジオからの放送らしき音が流れている。
演出の一環です。FENの音だ。そう、FM放送何かない頃、
一生懸命聴いた。洋楽はこの放送なくしては知りえなかったんです。
外車を飛ばし、第三京浜を横浜に向かいその時の音はFEN聴きながら、が通。
みんな、そうしました、真似ました。
ショーが始まる前から、そんな時代の気分をノスタルジックに生かし、
どんなショーが始まるのやら期待も膨らみ・・・。
と、見ると、お隣の席には、テレ東の伊藤成人さん。
「お久しぶりです」
で、中野さんのショーが同窓会的場にもなってしまう。
日仏合作での巴里映画が共同製作をした「サム・サフィ」の出資社の一社が、
テレ東であったのだが、いろいろそれにまつわる話で、
中野さんにはお世話になっているのです。

まず、この作品の衣装デザインを、日本側から中野さんにお願いしたのは巴里映画です。
テレ東、12チャンネルの番組で出来る限りの
プロモーションをお願いということになり、
当時は、まだ人気がそれほどでもなかったスマップの番組などもあり、
彼らに作品を観てもらったり。
「面白かったっす」
のひとことだったのと、本当に現在までに大物になるとは思えなく、
いろいろお願いをすることはなかったのでした。
そんな中、一番人気は「浅草橋ヤング」といって、まだテリーと名乗りを上げる前の、
伊藤輝夫氏が企画制作したこの番組に、中野さんが何らか出演すれば、「サム・サフィ」
を応援するような企画をやってくれることになった。
人身御供として中野さんはテリーのいうがままになり、
なんと、全身金粉を塗られての出演。これが評判となり、なんと毎回レギュラーでの出演となり・・・。
そんなこんなで、
中野さんとの御縁も、「サム・サフィ」あったればこそ。
と、局プロデューサーの伊藤さんは、ショーの前に、
懐かしそうにおっしゃるのでした。
ことほどこのように、映画が作るネットワークは無限大。
テリーは忙しすぎて、このショーでは見受けられなくなったが、
何度か、モデルを引き受けて出演したこともあった、そんな中野さんのショー、
今回は、60年代の東京をテーマに、自身が東京に魅せられ、
東京に惹かれて、今に至る、そんな思いを、
そう、ビートルズの「マイ・ボニ―」に託し、
ショーがスタート。
最初のモデルは、グループサウンズルックを意識したいでたち。
おお、楽しいー。
こんな風に、中野さんも元気だし、このころを現役としてよく知っている私たち、
ファッション、音楽、その頃の東京、何でも知っていて、
一から生み出してきたのだった。
そう思うと元気が湧いてくる。ショーを楽しみながら若返っていく感じ。
でも、今回のスローガンは、
「オシャレな東京はもう存在していない」
というシニカルなものというのも気に入りました。
そう、そのころを知っているのは私たちだけなのだ、と思うだけで、
優越感でいっぱいに。
「伊藤さん、また一花咲かせましょうね、映画作りましょうね」
と、ノリノリで約束してしまったのでした。
その時は、やっぱり中野さんに一枚かんでもらわねば。
“ヤング”な人たちが、知らないことを体験している大人の価値を、
再認識でき、自身が湧いてきたひと時。
中野さんにも、もうひと暴れしていただきましょう。
お元気そうと、うかがうと、
「ダイエットして、引き締まり、お肌もピンとして若返ってますねー」
と、ずっとプレスとして頑張っている吉田さんが教えてくれました。
ありがとうの、ファッション・ショーでした。
ジェイン・オースティンにやられた

涙が出た。
とめどなく出た。
なんとなく見に行った『ジェイン・オースティン 秘められた恋』に
不覚にも大泣きさせられてしまいました。
柄じゃないのに。
映画『プライドと偏見』『いつか晴れた日に』の原作者で、
18世紀に生きたイギリスの女流作家ジェイン・オースティン。
世界中の女性から今でも支持される彼女の小説の主なテーマは「ザ・婚活」。
なのにジェイン自身は生涯独身を貫いており、
正直わたくし、「欲求不満のお堅いオバサマ、じゃないかしら?」
なんて失礼な印象を持ったりしておりました。
ところがドッコイ。
生涯にたった一度の恋をしていた、というのがこの映画です。
田舎の貧しい家庭に育ったジェインと恋をしたのは、
ロンドンで法律を学ぶやはり貧しい青年トム。
結婚が社会的地位や富を得るための手段であった当時の英国で、
この2人が「愛のため」結ばれるなんて周囲がだまっちゃおりません。
己のペン1本で食べていく腹が決まっていたジェインと、
養っていくべき親兄弟を抱えるトムは「賢明」な別れを迎えます・・・。
もう、涙腺決壊しました。
2人の気持ちはよ〜く伝わってくるんだけど、
どう考えたって結ばれない方がいいんだもんな〜(泣)。
ジェインが残した小説のヒロインたちは、
みんな揃ってハッピーエンドを迎えます。
その裏に彼女自身の秘められた想いが隠されていたなんて、
なんだか意地らしい気がしませんか?
人肌恋しいこの季節。
追撃ちをかけるかのごとく
静かに泣きたい女性におすすめの一本です。
ところで。女目線で言わせていただきますが、
トム役のジェームズ・マカヴォイ、反則です!
あんな愛玩動物系の潤んだ目で懇願されたら
逃避行の1回や2回やってやるぜ!って気になるでしょう(←ならない?)。
そんなもんで、スクリーンで2人の実らない恋を見ていると、
もったいなくて(?)余計哀しくなるんですよね〜。
彼、少女漫画に出てくる王子様みたいなキャラじゃないですか?
『ウォンテッド』でアンジー姐さんとハードなアクションに挑戦し、
「あれあれ、どこ行っちゃうの?」と心配したこともありますが、
マカヴォイさんには『ペネロピ』や『つぐない』のような
乙女の涙腺を刺激する作品にも定期的に出ていてほしいです。
ぱんだがお婆になってもね。
誕生日には
11月7日は、スタッフの鈴木氏の誕生日でした。
ささやかながら、ケーキとワインでお祝い。

元スタッフ中村さんから最近いただいた、
北欧デザインの紙ナプキンと、
この日、ちょうど来客された方からいただいた
銀座菊廼舎(きくのや)のお菓子「冨貴寄」、
すてきなプレゼントがそろったので、
ケーキと一緒に撮影。(笑)

誕生日といえば、
美容室などから、
誕生日おめでとう&割引きカードが
ものすごくタイムリー(当日か前日)
に届いたりしますが、
飲食店でも、誕生日だとデザートを
サービスしてくれたり、
なにかと「特典」は多いもの。
でも、映画館での誕生日サービスって
あんまりない気がしませんか?
誕生日には、無料!とか、
その月は千円で映画が観られる、とか、
そういったサービスがあったらうれしいですよね〜
ささやかながら、ケーキとワインでお祝い。

元スタッフ中村さんから最近いただいた、
北欧デザインの紙ナプキンと、
この日、ちょうど来客された方からいただいた
銀座菊廼舎(きくのや)のお菓子「冨貴寄」、
すてきなプレゼントがそろったので、
ケーキと一緒に撮影。(笑)

誕生日といえば、
美容室などから、
誕生日おめでとう&割引きカードが
ものすごくタイムリー(当日か前日)
に届いたりしますが、
飲食店でも、誕生日だとデザートを
サービスしてくれたり、
なにかと「特典」は多いもの。
でも、映画館での誕生日サービスって
あんまりない気がしませんか?
誕生日には、無料!とか、
その月は千円で映画が観られる、とか、
そういったサービスがあったらうれしいですよね〜
猫と電信柱
お久しぶりです。かしこです。仕事の引継ぎなどでバタバタしており、全然映画を見に行けてませんでした。ようやく一段楽したのですが、こんなときは癒し系だよねとばかり、2本の人形アニメを見てきました。

1本目は「こまねこのクリスマス」。渋谷のシネマライズで映画を見ると、「ニャニャー ニャニャニャ !」と猫語で話しかけてくる劇場マナー広告がありますが、あの猫ちゃんです。人形アニメといえば「チェブラーシカ」などもありますが、私は「こまねこ」派。・・・この"こまちゃん"、コマ撮りをする猫ということで「こまねこ」。一作目の「はじめのいっぽ」では、アングルや仕上がりにこだわる"監督"としてのこまちゃんが映っています。ただ可愛いだけでなくアーティスト。しかも実は女の子。ということで、同じ映画を愛する女子として断然「こまねこ」派なわけです。・・・って前置きが長くなりました。
今作の「こまねこのクリスマス」は20分くらいの作品ですが、クリスマスという華やかなタイトルとは裏腹に、ちょっと切ない作品でした。遠い所に住むこまちゃんの両親がクリスマスに会いに来れるかどうか・・・?というところから話が始まるのです。あまりの切なさに胸が苦しくなって思わず涙する私。(注:三十路。)
作品の上映が終わって、スタッフの方からリピーター割引の話や、お子さんの割引の話がありました。この作品が、小さいお子さんが映画館で初めて見る作品になるといいな、ということで設定を決めたそうです。確かに今日も1人、小さいお子さんがお母さんと一緒に見てました。そして、この日は何とこまちゃんの撮影会が!リアルこまちゃんがちんまりとスクリーンの前に置かれ、カメラや携帯でバシバシと写真を撮る大きいお兄さん・お姉さんたち。こまちゃんが終始カメラのフラッシュでギラギラに光っており、これはもういっぱしのスターだ・・・と思いながら劇場を後にしました。
その後、気になっていたもう1本、「電信柱エレミの恋」も東京都写真美術館で鑑賞。こちらもストップアニメーションの作品。タイトルのとおり、電信柱である"エレミ"が、自分を直してくれた電柱作業員の"タカハシ"に恋をしてしまう、という物語です。
どうも報われぬ恋、というシチュエーションに弱いのですが、それにしても電信柱と人間、というのは初めてかも。でもこのエレミ、意外に積極的で、歩くことも動くこともできない代わりに、電話線に侵入してタカハシに電話をかけるんですよね。(もちろん自分が電信柱であることを隠して。)彼女を取り巻くご近所の電信柱たちの個性も面白い。その仲間たちとの会議の中で人間との恋を批判されてしまったエレミと、仲間が取った行動は?・・・最後の方はかなりドラマティックな展開です。
こういったコマ撮り・ストップモーションアニメは気が遠くなるほどの時間がかかっている("エレミの恋"は8年とか!)ことを思うと、上映時間自体は短いですが、機会があれば今後も見ていきたいなと強く思います。それだけの長い時間をかけられるだけの監督の思いと、小さな動きの一つ一つに込められた意匠を見るのが好きなので。・・・「こまねこ」は11/7よりライズXで公開、「エレミの恋」は恵比寿の東京都写真美術館で11/27まで公開していますので、癒されたい方は是非!

1本目は「こまねこのクリスマス」。渋谷のシネマライズで映画を見ると、「ニャニャー ニャニャニャ !」と猫語で話しかけてくる劇場マナー広告がありますが、あの猫ちゃんです。人形アニメといえば「チェブラーシカ」などもありますが、私は「こまねこ」派。・・・この"こまちゃん"、コマ撮りをする猫ということで「こまねこ」。一作目の「はじめのいっぽ」では、アングルや仕上がりにこだわる"監督"としてのこまちゃんが映っています。ただ可愛いだけでなくアーティスト。しかも実は女の子。ということで、同じ映画を愛する女子として断然「こまねこ」派なわけです。・・・って前置きが長くなりました。
今作の「こまねこのクリスマス」は20分くらいの作品ですが、クリスマスという華やかなタイトルとは裏腹に、ちょっと切ない作品でした。遠い所に住むこまちゃんの両親がクリスマスに会いに来れるかどうか・・・?というところから話が始まるのです。あまりの切なさに胸が苦しくなって思わず涙する私。(注:三十路。)
作品の上映が終わって、スタッフの方からリピーター割引の話や、お子さんの割引の話がありました。この作品が、小さいお子さんが映画館で初めて見る作品になるといいな、ということで設定を決めたそうです。確かに今日も1人、小さいお子さんがお母さんと一緒に見てました。そして、この日は何とこまちゃんの撮影会が!リアルこまちゃんがちんまりとスクリーンの前に置かれ、カメラや携帯でバシバシと写真を撮る大きいお兄さん・お姉さんたち。こまちゃんが終始カメラのフラッシュでギラギラに光っており、これはもういっぱしのスターだ・・・と思いながら劇場を後にしました。
その後、気になっていたもう1本、「電信柱エレミの恋」も東京都写真美術館で鑑賞。こちらもストップアニメーションの作品。タイトルのとおり、電信柱である"エレミ"が、自分を直してくれた電柱作業員の"タカハシ"に恋をしてしまう、という物語です。
どうも報われぬ恋、というシチュエーションに弱いのですが、それにしても電信柱と人間、というのは初めてかも。でもこのエレミ、意外に積極的で、歩くことも動くこともできない代わりに、電話線に侵入してタカハシに電話をかけるんですよね。(もちろん自分が電信柱であることを隠して。)彼女を取り巻くご近所の電信柱たちの個性も面白い。その仲間たちとの会議の中で人間との恋を批判されてしまったエレミと、仲間が取った行動は?・・・最後の方はかなりドラマティックな展開です。
こういったコマ撮り・ストップモーションアニメは気が遠くなるほどの時間がかかっている("エレミの恋"は8年とか!)ことを思うと、上映時間自体は短いですが、機会があれば今後も見ていきたいなと強く思います。それだけの長い時間をかけられるだけの監督の思いと、小さな動きの一つ一つに込められた意匠を見るのが好きなので。・・・「こまねこ」は11/7よりライズXで公開、「エレミの恋」は恵比寿の東京都写真美術館で11/27まで公開していますので、癒されたい方は是非!
おそるべしぺ・ヨンジュン

皆様ご存じのゴジラ広場。日比谷シャンテ前の、東宝映画スター手形埋め込み広場のことですね。
こにはゴジラの銅像があり、ハリウッドのチャイニーズシアターのようなスターの手形が埋め込まれています。
そこに、ぺ・ヨンジュンの手形が仲間入りしたのはいつのことでしょう。
ジャッキー・チェンの隣にあります。
新しいために、他の手形が渋い銀色に落ち着いた輝きを放つ中、きんきらきんに光っている、のだと思っていました。
が。
あまぁぁぁぃっ。
ヨン様命、のファンの皆様が、このように心をこめて磨いているからきんきらきん、だったのです。
近くによって撮影するのははばかられたもので小さくてすみません。
金属磨きのクリーナーを使って、丁寧に心をこめて力いっぱい磨いていらっしゃいました。
頭が下がります。
今月は東京フィルメックスですよ!!
秋の日本は映画の季節ですね!
東京国際映画祭が終わったばかりですが、
今月21日(土)から始まる第10回東京フィルメックスの
プレイベントが続々開催されています。
過去の受賞作品上映会やトークイベントなど、
映画ファンにはたまらないものばかりですっ。
ぜひぜひチェックしてみてください。
東京フィルメックス公式サイト
http://www.filmex.net/index.htm

毎年素晴らしい作品をセレクトされる東京フィルメックスですが、
今年のラインナップを見ても血沸き肉踊り(?)ます!
ちなみに、今年もぱんだはボランティアとして
デイリーニュースの取材・記事作成で参加させていただきます。
早速先月末にシネマート六本木で行われた
俳優の西島秀俊さんのトークショーを取材させていただきました。
映画やテレビで見る印象どおり自然体で、
とてもスマートな受け答えをされる方。
映画に対する愛もいっぱいで素敵です!
詳しくは、東京フィルメックスHPの「デイリーニュース」を
ご覧ください。⇒ http://filmex.net/mt/dailynews_2009/
東京国際映画祭が終わったばかりですが、
今月21日(土)から始まる第10回東京フィルメックスの
プレイベントが続々開催されています。
過去の受賞作品上映会やトークイベントなど、
映画ファンにはたまらないものばかりですっ。
ぜひぜひチェックしてみてください。
東京フィルメックス公式サイト
http://www.filmex.net/index.htm

毎年素晴らしい作品をセレクトされる東京フィルメックスですが、
今年のラインナップを見ても血沸き肉踊り(?)ます!
ちなみに、今年もぱんだはボランティアとして
デイリーニュースの取材・記事作成で参加させていただきます。
早速先月末にシネマート六本木で行われた
俳優の西島秀俊さんのトークショーを取材させていただきました。
映画やテレビで見る印象どおり自然体で、
とてもスマートな受け答えをされる方。
映画に対する愛もいっぱいで素敵です!
詳しくは、東京フィルメックスHPの「デイリーニュース」を
ご覧ください。⇒ http://filmex.net/mt/dailynews_2009/
3日は文化の日
お小姓は、目黒雅叙園で開催中の
「華道家 假屋崎省吾の世界」に
行ってきました。
毎回、長蛇の列ができるこの個展。
会場入り口には、たくさんのお花が届いています。

巴里映画の関連会社、TPOからのお花や、

美輪さんや江原さんからのお花も。

作品が設置されている
「百段階段」へ行くには、
美しい貝細工の施された
大きなエレベーターにのっていきます。
お小姓が到着したとき、
ちょうど入り口にいらした
先生自らエレベーターガールとなり、
「開」ボタンを押しながら、
「はいっ、まだ乗れるわよ!」
とお客さんを誘導。
物販コーナーでは、假屋崎先生が
自ら営業されていることも。
サイン会も頻繁に行われています。

TPOが企画編集した
『カリスマカーリーの幸せの美学』も
販売していただいてます。
假屋崎先生、とにかく行動が早い。
サイン会が終わると、このように
ササッと次の場所へ移動されます。

今年で10回目をむかえた
雅叙園での個展。
大胆さと繊細さが絶妙に入り交じった作品の
素晴らしさは相変わらずですが、
今回は、丸いモチーフが多かったからか、
やわらかい印象を受ける作品が
多かったような感じがします。
華道家・假屋崎省吾氏の芸術と、
カーリーのサービス精神を堪能できる
個展は11月15日(日)まで。
http://www.megurogajoen.co.jp/event/091030.html
観賞後、雅叙園内のカフェで
ワインとピザをいただきました♪

「華道家 假屋崎省吾の世界」に
行ってきました。
毎回、長蛇の列ができるこの個展。
会場入り口には、たくさんのお花が届いています。

巴里映画の関連会社、TPOからのお花や、

美輪さんや江原さんからのお花も。

作品が設置されている
「百段階段」へ行くには、
美しい貝細工の施された
大きなエレベーターにのっていきます。
お小姓が到着したとき、
ちょうど入り口にいらした
先生自らエレベーターガールとなり、
「開」ボタンを押しながら、
「はいっ、まだ乗れるわよ!」
とお客さんを誘導。
物販コーナーでは、假屋崎先生が
自ら営業されていることも。
サイン会も頻繁に行われています。

TPOが企画編集した
『カリスマカーリーの幸せの美学』も
販売していただいてます。
假屋崎先生、とにかく行動が早い。
サイン会が終わると、このように
ササッと次の場所へ移動されます。

今年で10回目をむかえた
雅叙園での個展。
大胆さと繊細さが絶妙に入り交じった作品の
素晴らしさは相変わらずですが、
今回は、丸いモチーフが多かったからか、
やわらかい印象を受ける作品が
多かったような感じがします。
華道家・假屋崎省吾氏の芸術と、
カーリーのサービス精神を堪能できる
個展は11月15日(日)まで。
http://www.megurogajoen.co.jp/event/091030.html
観賞後、雅叙園内のカフェで
ワインとピザをいただきました♪

映画館のおもひで
また中国ネタなんです・・・続いて申し訳ないです。
ぱんだ的30年のヒヨコな人生の中で、
一番印象深かった映画館のお話をしようと思います。
かれこれ10年ほど前でしょうか。
シルクロードを旅してみようと、
玄関口となる街・西安(かつての長安の都ですね)に立ち寄りました。
計画立てて観光地めぐりをするのが嫌いなので、
ぱんだは兎に角ぶらぶら歩きます。
そんななので、夏場は日差しと暑さにやられ、
ちょくちょく映画館へ避難するんですね〜旅行いってるのに(恥)。
(当時の中国にはスタバとか喫茶店なんて、
ふらっと立ち寄れる休憩所は皆無といってよかった)
その日も午後の下町で、入り組んだ路地裏に見つけました。
「電影院(映画館)」と書かれた看板。
当時日本のバラエティー番組で人気を博していたビビアン・スーが、
台湾で出演した学園コメディーを上映しているようでした。
時間つぶしにはもってこいではないですか!
チケット売り場らしき小屋に行くと、麺にがっつくおばちゃんがひとり。
価格は一人5元(70円くらい)なり。
「映画、何時から?」
「これからだよ」
「劇場は?」
「ついて来な」
おばちゃん、若干うるさそうに麺を置いて路地を奥へ奥へと歩いていく。
こんなところに映画館があるのかい……。
不安になり始めたころ、ギギーっと体育館みたいな建物のドアの開く音が。
でかっ!
そこにはコンクリート作りで客席はパイプ椅子だけど、
どこかの市民ホールなみの広さの劇場が。
「お嬢ちゃん、ひとりだけど暗くて広くて怖くないかい?」
心配ご無用、ありがとう。
どうやら観客は私ひとりで、お客が来たから
仕方なく放映してくれる様子なのです。
(っていうか、それが彼らの生業のはずなんだけどなあ)
映画は予想通りのベタなコメディー。
ビビアンの可愛さだけを堪能するためだけに
作られたといっても過言ではないほどなのですが、
それはそれで貴重なので、ありがた〜く見る。
すると、「ぶちっ」。
いきなりフィルムが切れた。
映写室からおじさんの「アイヤー」という声が聞こえる。
まあ、こんなことも時にはあるだろう。
暫く待って上映再開。
若干ストーリーが飛んでいる気はしたが、
細かいことは気にしまい。ここは大陸。
すると、またもや「ぶちっ」。
今度は何だい(怒)。
さすがにちょっと頭にきて映写室をにらむと、
「前半が終わったよ。あはは。
……んで、お嬢ちゃん、後半も見るの?」とおじさん。
ったりまえだろう。
随分待たされてから後半のフィルムがセットされ、
無事に全編見終わったころには奇妙な達成感すら湧いてきました。
(後半も途中、何度かぶちっと切れた)
いつもこんな調子の映画館なんだろうか、と
当時は随分あきれたものですが、
中国には日本よりずっと最近まで、
映画が大衆の一番身近な娯楽だった時代があったのですよね〜。
あのコンクリートの劇場がいっぱいになった日々もあったんだろうな。
いまはテレビやインターネットが普及し、
映画というと新しいシネコンが増えてチケット価格が急騰。
庶民には贅沢な娯楽になってしまいました。
そう考えると、今さらながらあのゆる〜い映画館が
愛しく思えてくるので不思議です。
そういえば、あの日上映が終わって帰る時、
映画館の出入り口前の庭にテーブルを出して
おばちゃんと映写のおじちゃん(夫婦だったらしい)が
豪快に肉肉しい夕飯の真っ最中でした(客がいるのに始めるなよ!)。
後ろから
「またおいでね!」
と大きな声をかけてくれたことを思い出します。
……それにしても、おばちゃん。
チケット売り場で食べてた麺は何ご飯だったんだろ?

この映画館ではないですが、中国の田舎にはこんな大きな野外劇場もあったりします。
ぱんだ的30年のヒヨコな人生の中で、
一番印象深かった映画館のお話をしようと思います。
かれこれ10年ほど前でしょうか。
シルクロードを旅してみようと、
玄関口となる街・西安(かつての長安の都ですね)に立ち寄りました。
計画立てて観光地めぐりをするのが嫌いなので、
ぱんだは兎に角ぶらぶら歩きます。
そんななので、夏場は日差しと暑さにやられ、
ちょくちょく映画館へ避難するんですね〜旅行いってるのに(恥)。
(当時の中国にはスタバとか喫茶店なんて、
ふらっと立ち寄れる休憩所は皆無といってよかった)
その日も午後の下町で、入り組んだ路地裏に見つけました。
「電影院(映画館)」と書かれた看板。
当時日本のバラエティー番組で人気を博していたビビアン・スーが、
台湾で出演した学園コメディーを上映しているようでした。
時間つぶしにはもってこいではないですか!
チケット売り場らしき小屋に行くと、麺にがっつくおばちゃんがひとり。
価格は一人5元(70円くらい)なり。
「映画、何時から?」
「これからだよ」
「劇場は?」
「ついて来な」
おばちゃん、若干うるさそうに麺を置いて路地を奥へ奥へと歩いていく。
こんなところに映画館があるのかい……。
不安になり始めたころ、ギギーっと体育館みたいな建物のドアの開く音が。
でかっ!
そこにはコンクリート作りで客席はパイプ椅子だけど、
どこかの市民ホールなみの広さの劇場が。
「お嬢ちゃん、ひとりだけど暗くて広くて怖くないかい?」
心配ご無用、ありがとう。
どうやら観客は私ひとりで、お客が来たから
仕方なく放映してくれる様子なのです。
(っていうか、それが彼らの生業のはずなんだけどなあ)
映画は予想通りのベタなコメディー。
ビビアンの可愛さだけを堪能するためだけに
作られたといっても過言ではないほどなのですが、
それはそれで貴重なので、ありがた〜く見る。
すると、「ぶちっ」。
いきなりフィルムが切れた。
映写室からおじさんの「アイヤー」という声が聞こえる。
まあ、こんなことも時にはあるだろう。
暫く待って上映再開。
若干ストーリーが飛んでいる気はしたが、
細かいことは気にしまい。ここは大陸。
すると、またもや「ぶちっ」。
今度は何だい(怒)。
さすがにちょっと頭にきて映写室をにらむと、
「前半が終わったよ。あはは。
……んで、お嬢ちゃん、後半も見るの?」とおじさん。
ったりまえだろう。
随分待たされてから後半のフィルムがセットされ、
無事に全編見終わったころには奇妙な達成感すら湧いてきました。
(後半も途中、何度かぶちっと切れた)
いつもこんな調子の映画館なんだろうか、と
当時は随分あきれたものですが、
中国には日本よりずっと最近まで、
映画が大衆の一番身近な娯楽だった時代があったのですよね〜。
あのコンクリートの劇場がいっぱいになった日々もあったんだろうな。
いまはテレビやインターネットが普及し、
映画というと新しいシネコンが増えてチケット価格が急騰。
庶民には贅沢な娯楽になってしまいました。
そう考えると、今さらながらあのゆる〜い映画館が
愛しく思えてくるので不思議です。
そういえば、あの日上映が終わって帰る時、
映画館の出入り口前の庭にテーブルを出して
おばちゃんと映写のおじちゃん(夫婦だったらしい)が
豪快に肉肉しい夕飯の真っ最中でした(客がいるのに始めるなよ!)。
後ろから
「またおいでね!」
と大きな声をかけてくれたことを思い出します。
……それにしても、おばちゃん。
チケット売り場で食べてた麺は何ご飯だったんだろ?

この映画館ではないですが、中国の田舎にはこんな大きな野外劇場もあったりします。
「ハンサムスーツ」

やっと最近DVDで観たんですけど、皆さんご覧になりました?
もしまだなら絶対真っ先にツタヤで借りてください〜。
邦画のコメディで今までで一番の出来ですよ!
可愛く、面白く、切なく、本当に良くできてます。
監督さんがコマーシャル出身の方でこれが初監督作品らしいですが、素晴らしい才能ですよ〜。
コメディー映画って言いながらも時々寒いコメディーがありますが、そうなりそうな危険な部分を上手くカットしてます。
この方は笑いのセンスあるなあ〜と思ってたらやっぱり関西人やったんやあ〜(喜)。
ストーリー的には韓国の「カンナさん、大成功です!」→これも良くできてます。
の男性版のような、もし俺がハンサムやったらどないする〜?という内容ですが、
かっこよくなった主人公のリアクションや周りの反応など面白すぎです。
あんまりネタばれになるといけないので書けませんが洋服屋の店長さんの中条きよしさんの本当の姿とか、
ハンサムスーツの試着のモデルサンプルとか、盛り沢山!
楽しい気持ちになれる一本ですよ。
「男と女の不都合な真実」

この映画のキャサリンハイグルのレストランのシーン、最高ですね〜。
ここまでやってくれるなんて〜。
大声で笑っちゃいました。
メグライアンの「恋人たちの予感」の名シーンをはるかに超えたかも?
同時期に公開されていて似てそうなイメージの「あなたは私の婿になる」も
観ましたが、こちらの方が断然面白いですよ。
しかし、私、ジェラルドバトラーが最近かっこ良く見えるんですけど〜。
「PSアイラブユー」も最近DVDで観たから洗脳されてるんでしょうか?
(これもこんな素敵な旦那さんだったらもう次に行けないでしょってくらいいい役でしたよね)
こういうちょっと骨っぽくて味があって愛嬌があるタイプが意外といなかったような〜。
(ヒューグラントだと線が細いし、ジョージクルーニーだとちょっと色気出しすぎなような、
ラッセルクロウだと勝手な想像だけど何か性格悪そうな。。。笑)
「そんな彼なら捨てちゃえば?」にも共通するテーマだけど、「好きな男を振り向かせるには?」
二つの映画とも言っているのが「自分から電話をかけるな!」。。。これ確かにホントです。
特に始まりほどそうかも。これは全世界共通なんですかね?
「そんな彼〜」も女力を磨けそうなそのあたりのガールズトーク満載でとても面白く観れましたよ。
ハリウッド映画もストの影響のせいか、大作が少ないし、あってもあまり面白くなさそう〜な中、
最近こういうハリウッドでは予算低めの(とはいっても日本映画からしたら予算かかってますよね)恋愛映画が
面白いものが増えてきた気がしています。
そういえばこういうテーマでサンマーク出版から出ているロンダフインドリング著の「そのオトコ、いくら好きでも別れなさい」
これも最高に笑えて突っ込める本ですよ〜。でも自分の彼がその別れなさいタイプに思いきり当てはまってることが
あるあるって感じですけど〜。
10/28 マイケル二本立て
ふたりのマイケル作品を続けて見た10/28。
『THIS IS IT』と『キャピタリズム』。前者はもちろんマイケル・ジャクソンの幻になったライブのメイキングドキュメンタリーで、後者はマイケル・ムーアの新作ドキュメンタリーです。
どちらも良くできたドキュメンタリーで、アメリカのドキュメンタリーらしく作り手のメッセージがはしっかりと表に出された作品でした。
私は映画と芝居ばかりの女子でしたので音楽には疎く、確かに聞いてはいたけれどその曲が誰のものかなんというタイトルか知らないことがしばしば。
そんな私でも、「スリラー」とか「ビート・イット」などは、はやっていた当時たまぁぁぁに行くディスコでかかっていたのを覚えています。
と、その程度のマイケル認識しかない私にとっても「this is it」はぐっと来る映画でした。
ファンなら、滂沱の涙、ではないでしょうか。
ステージングのすごさ、ダンサーやバックミュージシャンの意気込み、照明・音響・衣装、すべてのスタッフが一丸となって作り上げていくステージのダイナミズム。
芝居をやっていた者にとっては(もちろん規模は全然違いますが)それだけでも血が沸く想い。
そして素晴らしいのが、そのすべての想いがマイケル・ジャクソンというたった一人に集約されていく、歓喜、なのです。
ダンサーのオーディションに集まった、文字通り世界から集まったダンサーたちへのインタビューからこの作品は始まります。まだ出演できるかどうかもわからない段階で、オーディションに参加できただけで感激して涙を流すダンサーたち。
それがマイケル・ジャクソンという、アーティストのすごさを、私のようなあまり思い入れのない人間にも教えてくれるのです。
ダンスを変え、音楽を変え、そして本気で世界を変えようとしたマイケル・ジャクソン。
地球を癒そう。
こんなことを本気でいってしまう、自分が呼びかければ立ち上がる人たちがいると信じているアーティストだったんですね。
そして、それはあながち見当外れではなかっただろう、というのが残念です。
このコンサートが成功すれば、そこからムーブメントが起きた可能性は高いと思います。
1〜6月のリハーサルと製作シーンを編集した作品なので、期待したドレス・リハーサルのものではなく、完成した衣装や舞台美術の中で歌い踊るマイケルを見ることはできません。
ただ、どのようにして「マイケル・ジャクソンのコンサート」という作品を作り上げていくかはよくわかります。妥協を許さず、しかし穏やかに、根気強くリハを重ねるマイケルとスタッフたち。怒声が飛ぶことなく、なれ合いもなく(まったくなかったかどうかはわかりませんけどね)、ひたすらいいコンサートを創ろうと進んでいくチーム。
こういうバック・ステージを描くドキュメンタリーでは、メイキングのチームはステージのチームとは別物で、ドキュメンタリーを盛り上げるためにカタストロフとカタルシスを取り込もうとすることが多いと思います。きつい仕事、わがままな、もしくはストイックに完ぺきを求めるアーティストに翻弄される現場、衝突、和解、そして成功、といった具合に。
けれど「This Is It」はステージの総合演出をまかされたケニー・オルテガが監督をつとめ、マイケル・ジャクソンを頂点にまとまっているチームの仕事を描きます。
マイケルが亡くなって、追悼の意もある映画だから、ということもあるでしょう。
けれど、スキャンダルにまみれながらも、実は人種の壁を壊すことや、貧困、戦争、環境破壊といった世界的な問題を解決することを、子どもたちが飢えず傷つかず愛される世界を作り出すことを、音楽を使って訴えようとしたマイケル・ジャクソンを、その真実を伝えたい、という映画になっていると思うのです。
平和と生き物と地球を愛する人々は、一番のスポークスマンを失ったのです。
ムーア作品については、次のレポートにて。
『THIS IS IT』と『キャピタリズム』。前者はもちろんマイケル・ジャクソンの幻になったライブのメイキングドキュメンタリーで、後者はマイケル・ムーアの新作ドキュメンタリーです。
どちらも良くできたドキュメンタリーで、アメリカのドキュメンタリーらしく作り手のメッセージがはしっかりと表に出された作品でした。
私は映画と芝居ばかりの女子でしたので音楽には疎く、確かに聞いてはいたけれどその曲が誰のものかなんというタイトルか知らないことがしばしば。
そんな私でも、「スリラー」とか「ビート・イット」などは、はやっていた当時たまぁぁぁに行くディスコでかかっていたのを覚えています。
と、その程度のマイケル認識しかない私にとっても「this is it」はぐっと来る映画でした。
ファンなら、滂沱の涙、ではないでしょうか。
ステージングのすごさ、ダンサーやバックミュージシャンの意気込み、照明・音響・衣装、すべてのスタッフが一丸となって作り上げていくステージのダイナミズム。
芝居をやっていた者にとっては(もちろん規模は全然違いますが)それだけでも血が沸く想い。
そして素晴らしいのが、そのすべての想いがマイケル・ジャクソンというたった一人に集約されていく、歓喜、なのです。
ダンサーのオーディションに集まった、文字通り世界から集まったダンサーたちへのインタビューからこの作品は始まります。まだ出演できるかどうかもわからない段階で、オーディションに参加できただけで感激して涙を流すダンサーたち。
それがマイケル・ジャクソンという、アーティストのすごさを、私のようなあまり思い入れのない人間にも教えてくれるのです。
ダンスを変え、音楽を変え、そして本気で世界を変えようとしたマイケル・ジャクソン。
地球を癒そう。
こんなことを本気でいってしまう、自分が呼びかければ立ち上がる人たちがいると信じているアーティストだったんですね。
そして、それはあながち見当外れではなかっただろう、というのが残念です。
このコンサートが成功すれば、そこからムーブメントが起きた可能性は高いと思います。
1〜6月のリハーサルと製作シーンを編集した作品なので、期待したドレス・リハーサルのものではなく、完成した衣装や舞台美術の中で歌い踊るマイケルを見ることはできません。
ただ、どのようにして「マイケル・ジャクソンのコンサート」という作品を作り上げていくかはよくわかります。妥協を許さず、しかし穏やかに、根気強くリハを重ねるマイケルとスタッフたち。怒声が飛ぶことなく、なれ合いもなく(まったくなかったかどうかはわかりませんけどね)、ひたすらいいコンサートを創ろうと進んでいくチーム。
こういうバック・ステージを描くドキュメンタリーでは、メイキングのチームはステージのチームとは別物で、ドキュメンタリーを盛り上げるためにカタストロフとカタルシスを取り込もうとすることが多いと思います。きつい仕事、わがままな、もしくはストイックに完ぺきを求めるアーティストに翻弄される現場、衝突、和解、そして成功、といった具合に。
けれど「This Is It」はステージの総合演出をまかされたケニー・オルテガが監督をつとめ、マイケル・ジャクソンを頂点にまとまっているチームの仕事を描きます。
マイケルが亡くなって、追悼の意もある映画だから、ということもあるでしょう。
けれど、スキャンダルにまみれながらも、実は人種の壁を壊すことや、貧困、戦争、環境破壊といった世界的な問題を解決することを、子どもたちが飢えず傷つかず愛される世界を作り出すことを、音楽を使って訴えようとしたマイケル・ジャクソンを、その真実を伝えたい、という映画になっていると思うのです。
平和と生き物と地球を愛する人々は、一番のスポークスマンを失ったのです。
ムーア作品については、次のレポートにて。
「世界の料理ショー」をしってますか
12月に公開される「ジュリー&ジュリア」。久しぶりのノラ・エフロン監督作品。
今日はこの映画について原稿を書いているのだけど、見事に脱線。
思い出したのは「世界の料理ショー」というテレビの料理バラエティのこと。
「口八丁、手八丁、おまけにハンサム」とナレーションされる料理研究家グラハム・カーの料理ショー。
世界各国の料理をジョークを飛ばしながら作ってみせる番組でした。
中学生の頃、私はこの番組が好きで、毎週メモを取りながら見ていたのよね〜
と、書いていたら、そのメモを発見してしまいました。
辻調理師学校が出していた「西洋料理便覧」という専門書を実家から持ってきてあるのだけど、その本に挟まっていたんです。
笑っちゃうねー。
なんと、今の私の字とかわらない。
正直言うと、今より読みやすい。……うまいかもしれない…
大笑いです。
今日はこの映画について原稿を書いているのだけど、見事に脱線。
思い出したのは「世界の料理ショー」というテレビの料理バラエティのこと。
「口八丁、手八丁、おまけにハンサム」とナレーションされる料理研究家グラハム・カーの料理ショー。
世界各国の料理をジョークを飛ばしながら作ってみせる番組でした。
中学生の頃、私はこの番組が好きで、毎週メモを取りながら見ていたのよね〜
と、書いていたら、そのメモを発見してしまいました。
辻調理師学校が出していた「西洋料理便覧」という専門書を実家から持ってきてあるのだけど、その本に挟まっていたんです。
笑っちゃうねー。
なんと、今の私の字とかわらない。
正直言うと、今より読みやすい。……うまいかもしれない…
大笑いです。
『永遠の天』〜嗚呼、わが青春の日々!?〜
私ぱんだが今年の東京国際映画祭締めに見たのは、コンペ部門の中国映画『永遠の天』です。
ニューヨークで監督技術を学んだという若い女性監督の初長編作品で、1980年代半ば〜現在までの発展著しい中国を舞台に少女の成長を追うラブ・ストーリー。ぶっちゃけ、「朝の連続テレビ小説in中国・総集編」とでもタイトルをつけたいテレビドラマのような作り。早々に賞獲りには絡んでこないな〜とは思ったのですが、中国映画界にも新しいスタイルを持った監督さんがどんどん誕生しているのだと思うと今後が楽しみです。

◎2009 Dreams of Dragon Picture
個人的な回想になりますが、ぱんだが中国語を勉強し、後に留学までしてしまったのは映画『さらば、わが愛〜覇王別姫〜』が印象的だったせいもあるのです。『永遠の天』の冒頭シーンは、ラジオからレスリー・チャンの歌声が流れ、続いて「レスリーは新作映画『覇王別姫』で京劇俳優の役を撮り終えたところです」というアナウンサーの音声をBGMに始まります。
冒頭では子どもたっだヒロインが成長する過程で、スクリーンには北京五輪招致成功に沸く北京、レスリー・チャンの死去、SARS蔓延の混乱といった近年の中国社会の様子が次々と映し出されていきます。実際、20代の最も血気盛ん(?)な時期に北京でそれらの「事件」を目の当たりにしながら過ごしていたぱんだにとって、この映画は私の「中国史」を丸々カバーし、懐かしい思い出をめいっぱい噴出させてくれる一本でした。なんせSARS流行真っ盛りの時期に、よりによって北京で「就活」してましたから。どこの会社がそんな時に求人出すねん!って話ですよね。今となってはいい思い出です。
映画館を出たあとは、留学時代から10年来の付き合いになる友人とローストチキンやピザ片手にビールを一杯。話題はこれまでの10年、現在の私たち、そしてこれからへ思いを馳せる内容となりました。もちろん、『永遠の天』の話題もスペシャルな“おつまみ”として登場。こうしてぱんだ的東京国際映画祭の1週間は、美味しいビールと旨い食事、懐旧の念とともに幕を閉じました。

余談ですが、六本木ヒルズの近くにある「アウグスビアクラブ」(http://www.augustbeerclub.jp/)はとってもおススメ!工場直送というビールはもちろん、お料理も美味しい。映画を見たあとの食事とおしゃべりにぴったりのお店です。
ニューヨークで監督技術を学んだという若い女性監督の初長編作品で、1980年代半ば〜現在までの発展著しい中国を舞台に少女の成長を追うラブ・ストーリー。ぶっちゃけ、「朝の連続テレビ小説in中国・総集編」とでもタイトルをつけたいテレビドラマのような作り。早々に賞獲りには絡んでこないな〜とは思ったのですが、中国映画界にも新しいスタイルを持った監督さんがどんどん誕生しているのだと思うと今後が楽しみです。

◎2009 Dreams of Dragon Picture
個人的な回想になりますが、ぱんだが中国語を勉強し、後に留学までしてしまったのは映画『さらば、わが愛〜覇王別姫〜』が印象的だったせいもあるのです。『永遠の天』の冒頭シーンは、ラジオからレスリー・チャンの歌声が流れ、続いて「レスリーは新作映画『覇王別姫』で京劇俳優の役を撮り終えたところです」というアナウンサーの音声をBGMに始まります。
冒頭では子どもたっだヒロインが成長する過程で、スクリーンには北京五輪招致成功に沸く北京、レスリー・チャンの死去、SARS蔓延の混乱といった近年の中国社会の様子が次々と映し出されていきます。実際、20代の最も血気盛ん(?)な時期に北京でそれらの「事件」を目の当たりにしながら過ごしていたぱんだにとって、この映画は私の「中国史」を丸々カバーし、懐かしい思い出をめいっぱい噴出させてくれる一本でした。なんせSARS流行真っ盛りの時期に、よりによって北京で「就活」してましたから。どこの会社がそんな時に求人出すねん!って話ですよね。今となってはいい思い出です。
映画館を出たあとは、留学時代から10年来の付き合いになる友人とローストチキンやピザ片手にビールを一杯。話題はこれまでの10年、現在の私たち、そしてこれからへ思いを馳せる内容となりました。もちろん、『永遠の天』の話題もスペシャルな“おつまみ”として登場。こうしてぱんだ的東京国際映画祭の1週間は、美味しいビールと旨い食事、懐旧の念とともに幕を閉じました。

余談ですが、六本木ヒルズの近くにある「アウグスビアクラブ」(http://www.augustbeerclub.jp/)はとってもおススメ!工場直送というビールはもちろん、お料理も美味しい。映画を見たあとの食事とおしゃべりにぴったりのお店です。
今日、クロージングを迎える東京国際映画祭。
お小姓からは、今回観た作品についてのコメントを
ダイジェスト版でおとどけします。
コンペティション『激情』

(C)Telecinco Cinema S.A.U, Producciones Rabia LTDA, Think Studio S.L
屋根裏部屋の男、といった感じでしょうか。
激情に駆られて事件を起こした男が、
恋人が住み込みで働くお屋敷にひそかに身を隠しながら、
病んでいく・・・話なのですが、この男とともに、
大きなお屋敷の中をふらふらと歩き回るかのようなカメラワークが印象的でした。
男が衰弱していく様子は、時間をさかのぼって撮影し、
撮影開始前の4ヶ月間でダイエットをして、
撮影中に少しずつ元の体重に戻していったそう。
今回来日した、恋人役のマルチナ・ガルシアさん曰く、
パイナップルしか食べない日もあったとか。
主演のグスタボ・サンチェスは、主演男優賞の有力候補といわれています。
WORLD CINEMA部門『5分間の天国』

北アイルランド紛争時期の事件をベースにした物語。
罪を犯した男と、憎しみを抱える男が
再び会うまでの、緊迫した空気が
これでもか、これでもかと表現され、
観る側の息も止まりそうでした・・・
監督は『es』『ヒトラー最期の12日間』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
WORLD CINEMA部門『シングル・マン』

愛する男を亡くし、
生きる意味を見出せなくなった大学教授が、
美しい男子学生に出会う。
美意識のかたまりのような映像でした。
哀しみ、空虚感、愛情など、
とても繊細に描かれています。
デザイナーのトム・フォード初監督作品。
さすがに、衣装は仕立てがいい!
WORLD CINEMA部門『キング・オブ・エスケープ』

カンヌ唖然、という説明書きのとおり、 唖然!
16歳の女の子に恋されてしまった
田舎町に住む、独身・ゲイ・巨漢の男が、
女の子の熱意に負け、
かけおち同然で周囲から逃げ出すのですが、
逃亡の末、女の子からも逃げ出す始末。
最終的に行き着く先は?
ブラック・ユーモアという言葉では片付けられない、
かなしいような、笑えるような、
なんとも奇妙な、作品でした。
音楽が粋。
アジアの風部門『旅人』

(C)2009 DCG Plus & NOW Films, GLORIA Films. All rights reserved.
孤児院にあずけられた女の子が、
少しずつ成長し、希望を見出していく物語。
押し殺したように泣く主人公の女の子からは、
心細さ、不安などがじわじわ伝わってきて、
もらい泣きせずにはいられませんが、
「泣ける映画」とはくくりたくないところ。
すこーしだけ、韓国版バージンスーサイズな少女映画。
韓国に生まれ、フランスで育った
監督の自伝的なストーリーなのだそう。
フランスと韓国の映画共同製作協定の
記念すべき第一号の作品でもあります。
natural TIFF 部門『人魚と潜水夫』

(C)PRODUCCIONES AMARANTA, LA ZANFO?A PRODUCCIONES
人間の魂が人魚の手によって甦る、という伝説を持つ
ニカラグアのミスキート族という原住民として生まれた少年が、
成長して潜水夫となり、海にかえっていくというストーリーを、
ドキュメンタリー風に、かつ幻想的に描いた作品。
ニカラグアではウミガメを食べる習慣があるんですね。
乗用車のトランクに積み込まれる食用ウミガメの姿には、
ちょっとカルチャーショック。
今年の東京サクラグランプリには、
どの作品が選ばれるのでしょうか。
観客賞はすでに発表されています。
『少年トロツキー』
この作品、お小姓は観逃してしまいました。残念〜
クロージングセレモニーの様子は、
ライブでインターネットでも観られます!
http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1313
お小姓からは、今回観た作品についてのコメントを
ダイジェスト版でおとどけします。
コンペティション『激情』

(C)Telecinco Cinema S.A.U, Producciones Rabia LTDA, Think Studio S.L
屋根裏部屋の男、といった感じでしょうか。
激情に駆られて事件を起こした男が、
恋人が住み込みで働くお屋敷にひそかに身を隠しながら、
病んでいく・・・話なのですが、この男とともに、
大きなお屋敷の中をふらふらと歩き回るかのようなカメラワークが印象的でした。
男が衰弱していく様子は、時間をさかのぼって撮影し、
撮影開始前の4ヶ月間でダイエットをして、
撮影中に少しずつ元の体重に戻していったそう。
今回来日した、恋人役のマルチナ・ガルシアさん曰く、
パイナップルしか食べない日もあったとか。
主演のグスタボ・サンチェスは、主演男優賞の有力候補といわれています。
WORLD CINEMA部門『5分間の天国』

北アイルランド紛争時期の事件をベースにした物語。
罪を犯した男と、憎しみを抱える男が
再び会うまでの、緊迫した空気が
これでもか、これでもかと表現され、
観る側の息も止まりそうでした・・・
監督は『es』『ヒトラー最期の12日間』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
WORLD CINEMA部門『シングル・マン』

愛する男を亡くし、
生きる意味を見出せなくなった大学教授が、
美しい男子学生に出会う。
美意識のかたまりのような映像でした。
哀しみ、空虚感、愛情など、
とても繊細に描かれています。
デザイナーのトム・フォード初監督作品。
さすがに、衣装は仕立てがいい!
WORLD CINEMA部門『キング・オブ・エスケープ』

カンヌ唖然、という説明書きのとおり、 唖然!
16歳の女の子に恋されてしまった
田舎町に住む、独身・ゲイ・巨漢の男が、
女の子の熱意に負け、
かけおち同然で周囲から逃げ出すのですが、
逃亡の末、女の子からも逃げ出す始末。
最終的に行き着く先は?
ブラック・ユーモアという言葉では片付けられない、
かなしいような、笑えるような、
なんとも奇妙な、作品でした。
音楽が粋。
アジアの風部門『旅人』

(C)2009 DCG Plus & NOW Films, GLORIA Films. All rights reserved.
孤児院にあずけられた女の子が、
少しずつ成長し、希望を見出していく物語。
押し殺したように泣く主人公の女の子からは、
心細さ、不安などがじわじわ伝わってきて、
もらい泣きせずにはいられませんが、
「泣ける映画」とはくくりたくないところ。
すこーしだけ、韓国版バージンスーサイズな少女映画。
韓国に生まれ、フランスで育った
監督の自伝的なストーリーなのだそう。
フランスと韓国の映画共同製作協定の
記念すべき第一号の作品でもあります。
natural TIFF 部門『人魚と潜水夫』

(C)PRODUCCIONES AMARANTA, LA ZANFO?A PRODUCCIONES
人間の魂が人魚の手によって甦る、という伝説を持つ
ニカラグアのミスキート族という原住民として生まれた少年が、
成長して潜水夫となり、海にかえっていくというストーリーを、
ドキュメンタリー風に、かつ幻想的に描いた作品。
ニカラグアではウミガメを食べる習慣があるんですね。
乗用車のトランクに積み込まれる食用ウミガメの姿には、
ちょっとカルチャーショック。
今年の東京サクラグランプリには、
どの作品が選ばれるのでしょうか。
観客賞はすでに発表されています。
『少年トロツキー』
この作品、お小姓は観逃してしまいました。残念〜
クロージングセレモニーの様子は、
ライブでインターネットでも観られます!
http://www.tiff-jp.net/report/daily.php?itemid=1313
追悼ヤスミン・アフマド監督〜遺作『タレンタイム』は宝物〜

©Primeworks Studios Sdn Bhd
上映終了後、「口惜しいな〜」と思いました。
今までマレーシアの名女性監督、ヤスミン・アフマドさんを知らなかったこと。
そして、彼女がもうこの世を去ってしまったことを。
東京国際映画祭の「アジアの風」部門で、今年7月に51歳という若さで急逝したヤスミン監督の追悼上映が行われました。
そこで初めてヤスミン監督の作品、惜しくも早すぎる遺作となってしまった『タレンタイム』を見たのですが、その素晴らしさに感動です!
多民族国家マレーシア。歌やダンスの学内オーデション「タレンタイム」に挑む生徒たちの日々を、異なる言語、異なる宗教、彼らをとり巻くさまざまな家庭環境を背景に、フレッシュかつユーモラスに、そして時に切なく描いています。
マレーシアの国民は主にマレー系(65%)、中華系(25%)、インド系(7%)で構成されていますが、経済力には格差があり、所得は中華系が最も高く、インド系、マレー系と続きます。そして、各民族がそれぞれの文化・風習・宗教を生かしたまま生活していることが特徴でもあるのです。
しかし『タレンタイム』には、マレー系の家庭に家族同然の中国人の使用人がいたり、インド系少年とマレー系少女が恋におちたりと、いわば“掟破り”なシチュエーションがいっぱい。マレーシア国内では一部から「現実にはありえない」との批判も出たという“異文化交流”が試みられているのです。
でも、どうでしょう?ヤスミン監督が描く世界は、現実とは違うかもしれないけれど、「そうあってもいいはずのマレーシアの姿」を敢えて表現しているのではないでしょうか?宗教や民族の違いによる紛争が絶えないこの世界に、映画で「融和への道」を指し示してくれたのだと思えてなりません。

今回の特集上映には監督の妹オーキッド・アフマドさんも来場。「この映画の監督が誰だったかなんて覚えていなくていい。でも、映画のメッセージだけは忘れないでください」というコメントが印象的でした。
日を改めて『ムアラフ―改心』(07年作品)も鑑賞しました。こちらは「信仰」がキーワード。無宗教といっても過言でない日本人には一見遠い世界の話のようでしょう?でも、貫かれるメッセージは“心の安らかさ”であり“許し”であるという、普遍的な、優しいテーマの映画でした。
ヤスミン監督の作品は、幸いすべてコピーが日本にあるとのこと。日本の観客が楽しめる機会を今後どんどん作っていただけることを望みます!
『ダーク・ハウス/暗い家』〜ポーランド色に染まる〜

© Film It Sp. z o.o., SPI International Polska Sp. z o.o. 2009
国際映画祭のお楽しみのひとつは、日頃なかなか見ることのできない国の情緒に触れられることですよね。
東京国際映画祭コンペティション部門のポーランド映画『ダーク・ハウス/暗い家』を見てきました。
もうタイトルから察しがつくように、ほんとダークな作品です。暗くて異様です。けなしてるんじゃありません。そんな特異な世界に見る者をぐいぐい引き込んでいくパワフルな犯罪心理ドラマなのです。
共産主義社会も末期の1978年に小さな村の農家で起こった凄惨な殺人事件と、高まる民主化運動に対抗して敷かれた戒厳令下の82年、この事件を検証するため、現場にやってきた腐敗まみれの警察官たちの人間ドラマを並行して描きます。ヴォイテク・スマルゾフスキ監督は、「不条理で希望の持てない時代だった」と82年当時の乱れたポーランド社会の様子を語っていました。人間ってこわい。置かれた状況次第で、誰でも狂乱のドラマの主人公になってしまう。そんな衝撃を受ける迫力ある作品でした。
どうもポーランド映画って「暗い」「重い」というイメージ、ありませんか?巨匠アンジェイ・ワイダ監督やロマン・ポランスキー監督の作品に、戦争や人間を真っ向からとらえた骨太なものが多いからかもしれません。歴史的に長い間、他国から占領・支配され、苦汁をなめてきた経験があるポーランド。何度潰されても立ち上がる、鋼の精神を持った国だ、と私は思います。
何年か前、ポーランド南部をぶらり一人旅してみました。私が接した人は一様にシャイで(でも酒豪。『ダーク・ハウス』でも登場人物はがんがんウォッカをあおる)、日本文化に興味を持つ人も多く、なんだか親しみを覚えました。はにかんだ笑顔の下の鋼の心。う〜ん、そそる(←何がだ)・・・。
「暗い」「重い」と思わず見てみてください、ポーランド映画。とりわけこれから注目作が2作上映されますから!
昨年の東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した『アンナと過ごした4日間』(公開中)と、アンジェイ・ワイダ監督の『カティンの森』(12月5日公開)です。前者は、向いに住む女の家を毎夜のぞかずにはいられない悲しい男の心理ドラマ。後者は、第二次大戦中にポーランド軍将校がソ連秘密警察によって虐殺された事件を描いた問題作です。……やっぱり暗くて重そうでしょうか?いやいや、「重厚」だと言って下さい。
『アンナと過ごした4日間』公式サイト http://www.anna4.com/
『カティンの森』公式サイト http://katyn-movie.com/pc/
「心ほぐし3:ハロウィン×『スペル』」
オレンジ色のかぼちゃが街中を彩っています。
このハロウィンの季節にはいつもよりも増して、
かわいらしくおいしそうなお菓子もたくさん売られ、
心がときめいてしまいます。
でも、ハロウィンってこの時期に死者の霊や精霊なんかが
やってくるという話に基づいた行事ですよね。
お菓子も魅力的だけど、怖い映画をハロウィンに観るのもいい。
え?怖い映画なんて、心がほぐれない?
いやいや、ホラーなのに爽快な作品に出会ってしまったんです!
それは11月6日から公開、サム・ライミ監督の『スペル』。
http://spell.gaga.ne.jp/index.html
今年の東京国際映画祭で特別招待作品として、上映され、
一足早く観ることができました。
この作品に限らず、特別招待作品は一般の人も
チケットを買って観られるのが魅力です。
しかも、こういった映画祭で観るのの何がいいかと言えば、
他国の方々の反応をリアルに館内で感じられるところ。
『スペル』はホラーなのに、随所で笑いと拍手が起きるんです。
もともとホラーは好きな私。でも最近は心理を攻めるような
ものばかりだったので、こういう王道?を行く作品と
久々に接することができて、大満足です!
血がドバーーーッ
得体の知れない液体もドバーーーッ
蝿もうじ虫もいっぱい
魔術も墓場も出てくる
お化け屋敷の中を歩くように、「わ、ここ絶対来る!」と思うと、
期待通りに出て来てくれる(笑)
これでもかってくらいにやってくれます。ここまでやられると、
コントの域まで達してると言えるでしょう。
ゲロッとかキモッとか、目を覆ってしまうシーンも、
外国人観客の皆さんは手を叩いて笑っていたので、
「あ、ここは笑うところなのね」と教えられます。
怖がりつつ楽しんで観た後に、ホッと甘いものがいいかもしれませんね。
ちなみに主人公のクリスティンは、冒頭で色とりどりの
ケーキに惹かれてましたが、そんなおいしいケーキにはありつけませんでした。

東京国際映画祭会場の六本木ヒルズもハロウィンカラーに染まってます

東京国際映画祭で貼られた『スペル』のポスター
このハロウィンの季節にはいつもよりも増して、
かわいらしくおいしそうなお菓子もたくさん売られ、
心がときめいてしまいます。
でも、ハロウィンってこの時期に死者の霊や精霊なんかが
やってくるという話に基づいた行事ですよね。
お菓子も魅力的だけど、怖い映画をハロウィンに観るのもいい。
え?怖い映画なんて、心がほぐれない?
いやいや、ホラーなのに爽快な作品に出会ってしまったんです!
それは11月6日から公開、サム・ライミ監督の『スペル』。
http://spell.gaga.ne.jp/index.html
今年の東京国際映画祭で特別招待作品として、上映され、
一足早く観ることができました。
この作品に限らず、特別招待作品は一般の人も
チケットを買って観られるのが魅力です。
しかも、こういった映画祭で観るのの何がいいかと言えば、
他国の方々の反応をリアルに館内で感じられるところ。
『スペル』はホラーなのに、随所で笑いと拍手が起きるんです。
もともとホラーは好きな私。でも最近は心理を攻めるような
ものばかりだったので、こういう王道?を行く作品と
久々に接することができて、大満足です!
血がドバーーーッ
得体の知れない液体もドバーーーッ
蝿もうじ虫もいっぱい
魔術も墓場も出てくる
お化け屋敷の中を歩くように、「わ、ここ絶対来る!」と思うと、
期待通りに出て来てくれる(笑)
これでもかってくらいにやってくれます。ここまでやられると、
コントの域まで達してると言えるでしょう。
ゲロッとかキモッとか、目を覆ってしまうシーンも、
外国人観客の皆さんは手を叩いて笑っていたので、
「あ、ここは笑うところなのね」と教えられます。
怖がりつつ楽しんで観た後に、ホッと甘いものがいいかもしれませんね。
ちなみに主人公のクリスティンは、冒頭で色とりどりの
ケーキに惹かれてましたが、そんなおいしいケーキにはありつけませんでした。

東京国際映画祭会場の六本木ヒルズもハロウィンカラーに染まってます

東京国際映画祭で貼られた『スペル』のポスター
東京国際映画祭開幕

東京国際映画祭が開幕されました。
昨年から、レッドカーペットが
グリーンカーペットになり、
環境をテーマにした映画を集めた
natural TIFFという部門も新設され、
よりエコを強調している東京国際映画祭。
昨日のオープニングイベントには
鳩山首相夫妻も登壇されました。
六本木ヒルズのフリースペースには、
オフィシャルパートナーのコカコーラから発売されている
ミネラルウォーター「いろはす」のペットボトルをつかった
動物のオブジェが展示されています。
ご存じの方も多いと思いますが、
「いろはす」のペットボトルは極力薄く作られていて、
飲み終わったら「しぼれる」んです。
氷でできたオブジェのようですね。
昨日のレセプションパーティの会場にも、
シロクマのオブジェがありました。
東京国際映画祭で作品を観られた方は、
ぜひ感想をきかせてください!
東京国際映画祭は25日まで開催。
ベトナムに行ってきました
この前の連休でベトナムに行ってきました。街の顔相占いの人にも「旅行相が出ている」と言われた私、どうも今年は旅行づいています。
ベトナムといえば、フランス統治時代の「愛人(ラマン)」や「インドシナ」、トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」「夏至」などの映画が有名ですよね。私もそのイメージで、暑く、ゆったりと気だるい雰囲気をイメージしていたのですが、雨季に入りかけということもあって暑くない!更に、ゆったりと気だるいというよりは、バイクが多くて勢いがありすぎる!逆のイメージにびっくり。
↓劇場前のコンサートを、皆さんバイクに乗って聞いています・・・

しかも、後半の日程でお腹を壊して、ホテルで日本のアニメや大河ドラマを見て過ごしてしまった私。日本で過ごす連休と全く変わりません。(涙)日本のあの台風との遭遇は免れたものの、これは日頃の行いが悪いのか、いよいよ旅行運もつきてきたのか・・・!?しばらくは日本で隠遁いたします。
ベトナムといえば、フランス統治時代の「愛人(ラマン)」や「インドシナ」、トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」「夏至」などの映画が有名ですよね。私もそのイメージで、暑く、ゆったりと気だるい雰囲気をイメージしていたのですが、雨季に入りかけということもあって暑くない!更に、ゆったりと気だるいというよりは、バイクが多くて勢いがありすぎる!逆のイメージにびっくり。
↓劇場前のコンサートを、皆さんバイクに乗って聞いています・・・

しかも、後半の日程でお腹を壊して、ホテルで日本のアニメや大河ドラマを見て過ごしてしまった私。日本で過ごす連休と全く変わりません。(涙)日本のあの台風との遭遇は免れたものの、これは日頃の行いが悪いのか、いよいよ旅行運もつきてきたのか・・・!?しばらくは日本で隠遁いたします。
「腹もみ3:月より団子×『竹取物語』」

10月3日は中秋の名月でした。
みなさんは空を見上げてみましたか!?
あいにくこの日の昼間は雨だったので、夜も雲が多く、
雲の隙間から覗く月を見ることができた程度。
風に流れる雲をただ見つめていると、
たまに差す月光がなんだかありがたい。
うさぎがいるとか、かぐや姫の故郷だとか、
昔の人がそんなことを考えるのもわかる気がしますね。
子供のころは、かぐや姫はいるんじゃないかなぁと
思っていました。
空にぽっかり浮かぶお月様のせいだけではなく、
7歳のとき、沢口靖子さん主演の『竹取物語』を
観たからかもしれません。
あれは昔話をベースにしながら、大胆なSF展開をする作品でしたね。
子供ながらに「こんなかぐや姫の話もあるんだぁ」
と感じたほどに。
だけど、今はもう細部を覚えてなく、当時強く思ったのは、
“かぐや姫みたいな髪にするっ”ってことでした。
あれだけ伸ばせば、月に行けるんじゃないかとすら思って(笑)
実際、背丈まで髪を伸ばすには時間がかかるわ、重いわ、
洗うの大変だわで、子供の夢は現実を知り、
崩れるのでありました…。
大人になって、興味は月見団子の方へ。
先日、小学校の先生をしている友人から
『給食に月見団子がでました。かぼちゃ入りで
お月様みたいに黄色でおいしかったよ』
なんてメールをもらってから、無性にお団子が
食べたくて…(>_<)
そして、家にある材料を使い、白玉団子を作りました。
5個だけ。

本当は盛るほどに作りたかったのですが、相方は餅や餡が苦手という
損な体質のため、また夜にいっぱい食べるのもナンだったので。
ちなみにこの日は満月ではなく、翌4日が満月でした。
今回見逃した方は、10月30日も十三夜のお月見なので、
空を見上げてはいかがでしょう!?

韓国の色彩
こんにちわ。かしこです。
シルバーウィークから一週間経ってしまいましたが、皆さんどのようにお過ごしだったでしょうか?
私は韓国に行って、食に美にと楽しんできました。韓国は平日なので皆さん働いているわけですが、日本人旅行客は本当に多くて、汗蒸幕(韓国の伝統的なサウナ)などは予約が取れないほどでした。
今回、滞在期間は短かったのですが、それでも街を歩いていると、食や美以外でも気になることがちらほら。その一つが色彩感覚。地下鉄に乗っているスーツ姿の男性のネクタイが派手だなぁ・・・と思っていたのと、ホテルのテレビで見たアーティストが金髪で驚いたので、気になって見てみたら、売っているネクタイがカラフル!そして染毛剤もカラフル!

韓流ブームの源は、映画やドラマの高い質や、素敵な俳優さん達の存在など、色々な理由があると思うのですが、その一つにこの「色彩感覚にやられた!」というのもあるのでは?と勝手に分析する私。
だって、街中の広告宣伝で男性が爽やかな水色やピンクのセーターを着て微笑んでるんですよ〜。日本のサムライ男性たちのアースカラーやダークカラーの服装も良いですが、彼らがあまり身につけない色を着た韓流スターにニッコリ微笑まれたら、グラリと来る女性も多いのではないかと。
そういえば地下鉄の駅のカラーもオレンジと緑とか、ハッキリとした色が多かったなぁ。もっとこの色の謎を追求しなければ・・・というところでタイムアウト。美味しい食事も良いけれど、いつかもっと色を追う韓国旅行をしてみたいと思ったのでした。
シルバーウィークから一週間経ってしまいましたが、皆さんどのようにお過ごしだったでしょうか?
私は韓国に行って、食に美にと楽しんできました。韓国は平日なので皆さん働いているわけですが、日本人旅行客は本当に多くて、汗蒸幕(韓国の伝統的なサウナ)などは予約が取れないほどでした。
今回、滞在期間は短かったのですが、それでも街を歩いていると、食や美以外でも気になることがちらほら。その一つが色彩感覚。地下鉄に乗っているスーツ姿の男性のネクタイが派手だなぁ・・・と思っていたのと、ホテルのテレビで見たアーティストが金髪で驚いたので、気になって見てみたら、売っているネクタイがカラフル!そして染毛剤もカラフル!

韓流ブームの源は、映画やドラマの高い質や、素敵な俳優さん達の存在など、色々な理由があると思うのですが、その一つにこの「色彩感覚にやられた!」というのもあるのでは?と勝手に分析する私。
だって、街中の広告宣伝で男性が爽やかな水色やピンクのセーターを着て微笑んでるんですよ〜。日本のサムライ男性たちのアースカラーやダークカラーの服装も良いですが、彼らがあまり身につけない色を着た韓流スターにニッコリ微笑まれたら、グラリと来る女性も多いのではないかと。
そういえば地下鉄の駅のカラーもオレンジと緑とか、ハッキリとした色が多かったなぁ。もっとこの色の謎を追求しなければ・・・というところでタイムアウト。美味しい食事も良いけれど、いつかもっと色を追う韓国旅行をしてみたいと思ったのでした。
山のさち
だいぶ秋らしく、夜は涼しいくらいになってきました。
さて、いま発売中の「ku:nel」をめくっていたら、
きのこを特集したページがありました。
なかに「タマゴタケ」という、
赤くてメルヘンチックなきのこが。
これは明らかに食べられないだろー、
と思いきや、
「コクがあって美味」なんだとか。
「タマゴタケ」で検索すると、
いろんな段階のタマゴタケが出てきます。
雑誌にのっていたのとは違いますが、
こんな写真も。

写真は、群馬県のHPから拝借しました。
この丸っこい姿は「幼菌」だそうで、
「老菌」になると、かさが開いて、
普通のきのこのかたちになるようです。
※タマゴタケモドキという毒キノコもあるそうです。
ヨーロッパでは、きのこは
ラッキーモチーフとされているらしく、
年の変わり目に、幸運をもたらすお守りとして
きのこグッズを親しい人に配る習慣もあるとか。
そろそろ紅葉も始まる季節、
山で、縁起のいいきのこ探しも
よいかもしれませんねー
(自分で採って食べるのはこわいですが)
さて、いま発売中の「ku:nel」をめくっていたら、
きのこを特集したページがありました。
なかに「タマゴタケ」という、
赤くてメルヘンチックなきのこが。
これは明らかに食べられないだろー、
と思いきや、
「コクがあって美味」なんだとか。
「タマゴタケ」で検索すると、
いろんな段階のタマゴタケが出てきます。
雑誌にのっていたのとは違いますが、
こんな写真も。

写真は、群馬県のHPから拝借しました。
この丸っこい姿は「幼菌」だそうで、
「老菌」になると、かさが開いて、
普通のきのこのかたちになるようです。
※タマゴタケモドキという毒キノコもあるそうです。
ヨーロッパでは、きのこは
ラッキーモチーフとされているらしく、
年の変わり目に、幸運をもたらすお守りとして
きのこグッズを親しい人に配る習慣もあるとか。
そろそろ紅葉も始まる季節、
山で、縁起のいいきのこ探しも
よいかもしれませんねー
(自分で採って食べるのはこわいですが)
「心ほぐし2:秋の夜風×ラテンビート映画祭『命を燃やして』

めっきり夜は涼しくなりましたね。
夜は22時半を回るころ、新宿を歩いていると、
電光掲示板には20℃の表示。確かに肌に触れる風はヒンヤリなのですが、
今夜は何だか体の奥底からメラメラっとするものがあります。
女性として生きるってどういうことだ?今の時代、女性の生き方は恵まれたと言える?
生きるためには、知ることから始めなければならないな。それは女性うんぬんだけでもないし、
日本だけでもないよな……などなど、生きるために思うところが多くがあったからなのです。
新政権に新内閣が発足したから?
いえいえ。今日はラテンビート映画祭の初日。
http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/
「陽気なだけが魅力じゃない。数々の困難に直面しても
力強く生き抜く人々の逞しさ、潔さ、美しさ」
それが今年、第6回目を迎える映画祭の見どころというだけあり、
まさにそんな主人公を映し出したオープニング作品に、火を点けられたわけです。
その名も『命を燃やして』。1930年代から40年代にかけてのメキシコを舞台とし、
政治と恋愛を掛け合わせながら、一人の女性の行き方を追った作品でした。
(ストーリーの詳細はこちら→http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/jp09/arrancame_la_vida.html)
当時はやはり男性優位の時代。野心ギラギラで大統領を志す将軍様に見初められ、
主人公のカタリナは思春期を捧げるわけです。おっさんが相手。青春を消化不良のまま、
知事夫人として生きろと言われる彼女には、必要だったんですよ。
自分と同じような年齢の人で、自分を理解してくれて、自分を解放してくれる人が。
だから、そんな人が現れたら、胸がときめいてしまうってこと、よくわかります。
(『タイタニック』でディカプリオ演じる“ジャック”ような存在とも言いましょうか)
されるがままの少女ではなくなり、カタリナが自らの意志で積極的に動くようになる様子は、
まさに命を燃やすよう。生きるって、こういうことなのね。
女性として成長し、女性として生きるカタリナを見て、私も逞しく生きよう!と思える作品です。
(女性という言葉には、華やかさもしたたかさも含まれるんですよ。フフフ)
また、監督のロベルト・スネイゲルもこだわったというカタリナの衣装がいい!
裕福ではなかったころの素朴な洋服から、だんだん地位ある身になって、
着こなしていく華やかな洋服。体の美しいラインが出るようにあつらえられ、
花柄の刺繍やら、ちょっとねじった布やら、ワンポイントのベルトやらと、
かわいいなぁと思えるデザインがいっぱい。次の衣装はどんな!?
と、これを見るのも楽しいもんです。
実在の人物をベースにして描かれた人気小説をもとにしたというこの映画。
女性の目線でメキシコの歴史、社会をドラマチックに追っていて、すんなりと観ることができます。
2009年度アカデミー賞外国語映画賞のメキシコ代表作品に選ばれていた点でも注目です。
さて。オープニング作品上映後はレセプションパーティーもあり、映画祭で上映される
作品の監督や女優さんたちも登場。大声で話さないと相手の声が聞こえにくいほど、
かなり盛り上がりを見せました。

秋の夜風に当っても体内はメラメラっていうのは、ここで出たアーモンドテキーラや
コーヒーテキーラ……の効果でもあったりして?
9月23日まで新宿バルト9で行われるラテンビート映画祭。13作品も上映されるので、
ぜひチェックしてくださいね!!








